症例紹介

オス猫の排尿困難に対する会陰尿道瘻形成術

猫は排尿障害を起こしやすく、特に雄猫は重症化すると尿道が狭くなり、自力での排尿が困難になることがあります。そうのような症例に対して、会陰尿道瘻形成術という手術を行ない、自力排尿が可能になる方法があります。
今回のネコちゃんも尿石症由来の膀胱炎から尿道狭窄を起こし、手術の適応となりました。

まず、うつぶせに寝かせ、術野の毛刈り、消毒を実施、肛門に巾着縫合

包皮周囲の切開

尿道を周囲組織から剥離

陰茎後引筋の切除

尿道の幅を十分に確保するために、尿道球腺を少し超えた先の骨盤尿道の筋まで尿道切開を実施

広げた尿道粘膜を周囲皮膚と縫合

術後所見

このあと、尿カテーテルを留置し、ネコちゃんが傷を舐めないように。気をつけます。

術後1ヶ月後の所見
傷はすっかり目立たなく、きれいになりました。排尿も順調です。

モルモットの膀胱結石

血尿を主訴とし、レントゲン検査にて膀胱内の結石を認め、手術を行ないました。

術前風景
手術前酸素化。呼吸、温度管理に細心の注意をはらいます。

膀胱切開、結石を摘出、膀胱内洗浄後縫合

摘出した結石、及び縫合部

術後の回復も良く、排尿も改善しました。

犬の股関節脱臼

ソファに上がった際悲鳴を上げ、以後左後肢挙上、跛行を主訴に来院しました。
レントゲン検査にて左の股関節脱臼を認め、大腿骨頭切除術を実施しました。

術中写真。大腿骨頭を露出したところ。

手術前後のレントゲン写真。左が術前、右が術後。

術後3日後。順調に歩行しております。

チンチラの骨折

チンチラの左後肢の骨折です。

注射針をピンニング材料とし、整復術を行ないました。

術後写真

その後順調に回復、歩行可となりました。